マンモグラフィーの結果はいつ?当日わかるのかは検査の種類によって異なる!


「マンモグラフィー検査の結果が出るまでどのくらい時間がかかるの? 当日は無理なの?」

撮影を終えたあと、よく聞かれます。どこで検査を受けたかによって時間がいつになるのか大きく変わります。

まずは、マンモグラフィー検査の流れから結果が出るまでを説明しましょう。




マンモの撮影→読影→診断→結果の説明まで

  1. マンモグラフィー検査で乳房のレントゲン撮影を行います。
  2. それを技師が現像(といってもデジタルですが)します。
  3. 現像した写真をマンモグラフィーの読影を専門とする医師が読影して診断します。
  4. 診断結果を元に、担当医から説明があります。

この各ステップにかかるタイムラグが結果説明日までの時間を大きく左右します。ここで、タイムラグを特に大きく分けるのが1番の、『どこでマンモを受けたのか』だったりします。

1.検診車で撮影した場合(住民検診・職員検診)

マンモグラフィー検診車で撮影する場合というと、ほとんどは住民検診や企業での職員検診になると思います。

この場合、放射線技師が撮影だけを行って専門医による読影は後日にまとめて行うことが通例ですので、数週間から長くて一ヶ月以上掛かったりします。これはタイミング次第の面が非常に大きく、人数が極端に多いことと、費用が安価であるところがある以上、ある程度のタイムラグはやむを得ないところではありましょう……

ただ、検査から数日で結果が届いたという報告もネットで見たことが有りますので、もしかすると早い自治体は早いのかもしれません。

もし結果までの時間がどのくらいなのかを知りたい場合は、検査を担当した技師や事務の方に聞いてみるといいでしょう。おおよその時期はわかるかもしれませんよ。



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2.病院で検査を受けた場合

マンモグラフィーの読影医がたまたま居る日なら当日に出来る事もありえるのかもしれませんが、多くの病院においては通常、撮影→読影→診察(結果連絡)の全てが一回の午前診療や午後診療の時間内に終わるということは、あまり考えられない気がします。

よって、後日に説明となることがほとんどと考えておいて間違いないでしょう。

また、どのくらい開くのかも、読影医が居る日と結果を教えてくれる担当医それぞれの予定に依存しますので(まずは読影医の予定、次に担当医の出勤日)最短で行きたい場合は事前に連絡して予定を組み立てておくと良いでしょう。

当日にいきなり「急いでるんです!」といってもほぼ100%不可能です^^;

ちなみに、読影についてですが、通常の病院では放射線科の医師が読影を行います。

その中でも乳房についてはさらに認定医がいて専門的な読影を行うことになります。(放射線科がない比較的小さな病院では外科の医師が自分で読影をしている可能性もあります)

3.マンモだけでなく他の検査もした場合

例えば、マンモだけでなくエコーや細胞の検査(生検)を同日に行った場合、結果が出るまでそれなりの時間が掛かることが多いです。1週間では済まないケースもあるでしょう。10日以上掛かることも。

これも、お急ぎの方は事前にどのぐらいの時間が掛かるのかを問い合わせておき、最短で結果が聞けるスケジュールにしてもらえるように話を通しておくと良いでしょう。

まとめ

結果まで、通常は1週間前後は掛かると思っておくとよいかと思います。

また、住民検診・職員検診の場合は一ヶ月掛かることも珍しくないでしょう。元々、あくまでも検診であって精査ではありませんので、一ヶ月掛かっても問題ないといえば問題ないのです。

当日に結果が聞きたいかたは、初めからマンモグラフィーの結果を当日に診断できることを標榜する病院やクリニックがありますので、そちらでマンモグラフィーを受けることをオススメします。

検診に関するそういった施設はかなりありますのでしっかり選びたいですね。



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